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現世利益信仰の限界

東日本大震災で被災された方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。また、一日でも早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。





未曾有の大震災から3か月が経過した。この3カ月の間に自然災害の脅威を改めて思い知らされると共に、海外からの支援と善意、防災システムの脆さ、原子力発電所の安全性の危うさ、政治の混迷などなど、様々な点から考えさせられた。

このブログのテーマである宗教と信仰の観点から見てみるならば、大震災後、諸宗教・諸宗派が被災者の為に支援活動を行なったり、あるいは祈りを捧げるなど、宗教者の立場としての支援行動の動きがあった。特に伝統的な日本仏教は「葬式仏教」などと批判される事も多いのだが、現実での救済に宗教が機能したという点で、社会に存在感を示したと言えるのではないかと思う。
ただ、その中にあって、創価学会の場合、会館を被災者の為に避難所として開放したと言っても、他のブログにも書かれてあるように、原田会長などの大幹部が見舞いに訪問した際、非会員の被災者の心情に配慮する事もなく、自分達だけで盛り上がっているなど、その無神経ぶりが露呈されていた。この点にも創価学会の傲慢さが窺がえよう。
それともう1つ、今回の大震災で思った事は、現世利益信仰には限界があるという事である。
多くの宗教にも多かれ少なかれ現世利益信仰の側面があるのは否めない。それは、諸宗教が伝播してゆく過程で、それぞれの地域の民間信仰を取り込みながら発展していったという経緯があるからである。
一口に言えば、善悪に関係なく願望を叶えるというのが民間信仰、生き方を説くのが宗教と言えると思う。
ただ、一般的には、正しい生き方の結果として現世利益が得られるというように説いている宗教が多いようだ。
そこが民間信仰と宗教の違いだと言える。
そのような諸宗教の中にあって、創価学会は特に現世利益を強調している教団として知られている。
そもそも布教する際に「この信心をすればお金に困らなくなる」とか「仕事がうまくいくようになる」とか、現世利益を前面に出した折伏を行なってきており、生き方を説くというよりも、人の欲望を煽り立てるようなやり方をしてきたのが創価学会なのである。生き方を説くよりも先に、まず現世利益としての「功徳」で信者を増やしてきたのが創価学会だと言える。
テリー伊藤氏と佐高信氏の共著『お笑い創価学会』でも、そのような創価学会を「欲望の全面肯定」と評していたものだ。

昔、学会員だった頃、創価学会の宣伝ビデオをいくつも見せられた事があるが、その中には必ず学会員の体験談も入っていたものだ。例えば、町内が台風の被害に遭ったが、学会員だけが助かったとか、近所で大火事があったが、学会員だけが被害を免れたとか、この手の体験談が多かった。本当に学会員だけが助かったのか真偽は判らないが、いくら創価学会が、「災害に遭っても学会員だけが助かった」と主張しても、実際の現実はそうではない。
阪神淡路大震災の時も、今回の大震災でも、学会員からも多くの犠牲者と被災者が出ているのは事実だ。

これまで創価学会は、功徳の実証を顕わす事のできない会員に対して「お前の信心が足りないからだ! もっと題目唱えろ! もっと学会活動しろ!」と叱咤してきたのであるが、今回の被災者に対しても「信心が足りなかったからだ」と言えるのか。
被災した学会員が全て学会活動に消極的な者ばかりという事はないだろう。それこそ創価学会が言う所の「信心強盛(しんじんごうじょう)」な学会員も数多くいたことだろう。しかし現実は、そのような信心熱心な学会員からも多くの犠牲者と被災者が出ているという事実だ。
かつて創価学会は自ら「宗教界の王者」と豪語し、自画自賛していたものだが、宗教の王者と誇ってみても、自然災害の前には功徳の実証も出てこなかったようである。地震や津波は学会員だけを避けて通ってはくれなかったという事だ。
この点において、現世利益信仰には限界があると言わざるを得ないのである。確かに、願望を達成する事によって幸福を得るという生き方は積極的な生き方ではあるし、生きる上で希望が持てる生き方ではあるが、しかし、あまりに現世利益を強調しすぎても、現実はそうはならない事も多いのだからそれが限界なのだ。

いつも強気の創価学会だが、派手に現世利益を宣伝していてもそのうちボロが出てくるのだから、「大ボラ吹き」と言われないようにほどほどにしておいた方が良いだろう。





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