スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「舎衛の三億」理論で仏国土は実現できるか?

筆者が創価学会を脱会する少し前頃、創価学会内では「今や創価学会の勢力は「舎衛の三億」の状態にまでなっている。それなら広宣流布ももうすぐ達成できるじゃないか!」というムードが流れていて、活動家の学会員は浮かれていたものである。
「舎衛の三億」というのは、元々はインドの仏教者であった龍樹(ナーガールジュナ)(西暦150年~250年頃)が、著書『大智度論』(偽作という説もあるが)に書いた言葉がその由来となっている。
舎衛とは舎衛城(舎衛国)の事で、古代インドの中心的な大商業都市であり、釈尊もそこで度々説法をしていたのであるが、その釈尊が二十五年も居住した舎衛城においてすら、実際に釈迦仏を眼で見た者は全体の三分の一しかいなくて、更に三分の一は仏のいる事を聞いたが見た事はなく、残りの三分の一の「三億」に至っては、見た事も聞いた事もなかったという。これが「舎衛の三億」という事である。
 この故事は、仏を実際に見るのも、仏の説法を直に聴くのもいかに難しいかという事の譬えとして使われているのだが、創価学会は例によって例の如く、この龍樹の言葉を学会流に拡大解釈し、舎衛の三億の故事にちなんで「日本の総人口の三分の一が創価学会に入信し、更に、入信はしないが公明党を支持する人々が次の三分の一となり、後の三分の一は反対であったとしても、事実上の広宣流布達成となる」などと勝手な解釈をするようになったのだ。
そこで、創価学会が勢力を拡大し、松下幸之助氏などのような学会を支持する外部の著名人も増え、また、部外者の公明党支持者も増えてきた事から、「これだけ学会の勢力が社会で大きな存在となっているのだから、舎衛の三億の方程式に当てはめると、もう広宣流布達成も間近じゃないか」という事になったらしいのだ。それで熱心な学会員達は「もうすぐ広宣流布が達成できる!」と浮かれはしゃいでいたのである。
それは1つには、池田名誉会長がトップの座にいる間に何としても広宣流布を達成しておきたいという願望もあったのだろうし、一般の会員としても、自分達が生きている間に広宣流布を実現して、その栄光を受けたいという思いがあったのだろう。
しかし、舎衛の三億理論で広宣流布を達成した事にしても、それで終わりではない。選挙の場合も、自分が支持した立候補者が当選して「良かった、良かった」で終わりではなく、選んだ候補者が良い政治をしてくれなければ当選しても意味がない。
広宣流布も「広布達成できた! 万歳!」で終わりではなく、仏国土=理想社会を実現できなければ意味がない。
創価学会が舎衛の三億理論で「広布達成間近だ!」と浮かれていた頃、仏国土と呼べるほど世の中良くなっていただろうか? あるいは現在でも、日蓮正宗と対立する以前に比べると会員数が減っているとは言え、「犬も歩けば学会員に当たる」と言えるほど学会員が溢れているこの日本社会が、理想の社会と呼べるような状態になっているだろうか? 
広宣流布は達成したが、理想社会には程遠いというのでは意味ないだろ。浮かれてる場合じゃないだろう。


関連記事
スポンサーサイト
プロフィール

時空無限

Author:時空無限
FC2ブログへようこそ!

人気ブログランキングに参加中
ご協力をお願いします


人気ブログランキングへ



こちらにもご協力をお願いします



最新記事
FC2カウンター
検索フォーム
月別アーカイブ
リンク
フリーエリア
カテゴリ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。